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第3回 夢をコントロールする方法
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| 夢をコントロールする方法 その1 第1回では夢を記憶する意味と、アロマを使った夢の簡単な記憶の方法を取り上げましたよね。3回目の今回も、再び夢の話をしたいと思います。 せっかく見た夢は、なるべく覚えていたいものですね。でもそれがつらい悪夢なら話は別です。覚えていることで、睡眠がストレス解消になるどころかノイローゼの原因になりかねないからです。 これでは本当に困ってしまいますね。そうならないように、自分の力でコントロールして、いつでも素敵な夢が見ることができれば……。 というわけで、今回は前向きに生きていくための夢見の方法論について考えてみたいと思います。 少し前、テレビで「自覚夢」についての特集をやっていました。きっとご覧になった人もいたと思います。「自覚夢」というのは、夢の中で「いま見ているのは夢」だと自覚することをいいます。 じつは、これができることがつらい夢を素敵な夢へと変えていく最初の一歩になると考えられます。いま見ているのが夢だと認識できれば、「それなら楽しいものに変えていこう」というふうに考えられますよね。そうすると、少なくとも夢の方向を自分でコントロールする努力ができるようになるからです。 かくいう私も、努力の甲斐あって、最近は夢の中で「これは夢なんだ」と認識できるようになりました。その秘訣は、夢の中の意識を鮮明にすることにあります。 第1回でも触れたように、アロマの精油の力を借りることで、いつもより夢を記憶しやすくなったみたいなんです。 それだけでなく、私の場合、枕元にノートを置いて、目が覚めたらすぐに見た夢を書き留めておくことも心がけていました。文章にするには、自分が見た夢を詳しく思い出さなければいけませんよね。うろ覚えの部分を一生懸命思い出そうとしているうちに、夢に関する記憶がだんだん鮮明なものになっていったようなのです。 そうやって夢を反復して思い出すことで、夢の中でも現実と夢の区別がつきやすくなりました。そして、その次にやったのが、夢の中で自分の手の平を見ることを目標にして眠ることなんです。 これをやる場合、眠りにつく30分くらい前から、心を静めて夢をみやすい状態をつくっておくといいみたいです。で、眠る直前に、「今日は夢の中で自分の手のひらを見るぞ」と強く思ってから布団に入るというわけです。 このやり方は、カルロス・カスタネダという人が書いた『呪術と夢見』という本に載っていました。私がこの本を最初に読んだのは、ちょっと(?)昔の10代の頃でした。 不思議なことに、その日の夜、私は夢の中でそのことを思い出し、「あ、そういえばいまは夢の中だ。だったらさっき本で読んだことを試してみよう」という感じでやっていました。 でもそれは、思っていたような簡単なものではありません。一生懸命コントロールしようとしても、見えている手のひらの画像を静止することができなかったんです。そこをなんとかがんばってみましたが、ようやくできたいびつな形の自分の手のひらを数秒間ほどしか見ることができませんでした。 『呪術と夢見』の中にもありましたが、これはそんなに簡単にできることではないようです。この本に登場する人たちも、かなりの月日を費やしてがんばっていました。 苦労しながらも私が本を読んだその日になんとかできたのは、まだ10代だったということもあると思われます。夢は若い人のほうが見やすいのです。 それからもう一つ、子どもの頃から夢と現実の区別がつかなくなるくらいにリアルな夢をよく見ていたので、そういう体質的なものもあったのかもしれませんね。 という感じで、このように夢の中で「これは夢だ」と認識して、好きなふうにコントロールすることを試みて以来、私の夢見はかなり変わってきました。そうなんです。それから少しずつですが、自分の夢をコントロールできるようになってきたんです。 不思議だったのは、それにともなって現実の生活もコントロールしやすくなったことです。といっても、環境を思いどおりに変えて、お金持ちになったり有名になったりというふうなことはさすがにできません。でも心のコントロールが楽になって、小さいことにクヨクヨしなくなり、いつも明るい気持ちでいられるようになったんです。 ちなみに、これはどうやら、夢をどういう方向にコントロールしようとしていたかというのとも深い関係があるようですが……。 長くなりそうなので、この続きはまた次回ということで。 ◆楽しい夢をみせてくれるアロマ −ローズについて− 夢をコントロールできるアロマではありませんが、今回はローズを取り上げます。愛や献身に心を開かせ、心の痛みを忘れる手助けをしてくれたり、直感の世界にコンタクトしやすくして楽しい夢をみせてくれるアロマです。 ローズには、ローズオットーとローズアブソリュートの2種類があります。ちがいは精油の抽出法です。 ローズアブソリュートよりもローズオットーのほうが、より純粋な精油なのです。ただ、ローズオットーの場合、1キロの精油をとるのに、5トンものバラの花が必要とされるので、それだけお値段もかなり高価です。 そんなことで、スキンケアとして肌に直接塗るときは(もちろん基材などで薄めてですが)、ローズオットーを使い、芳香浴などの香りを楽しむ程度のときはローズアブソリュートを使うのが一般的です。 今回は、比較的手軽に使えるローズアブソリュートのほうを紹介します。 名前:ローズアブソリュート 学名:Rosa centifolia 特徴:主に精神的な領域で多く使われている精油です。精神面に対する緩和作用と高揚作用により、情緒不安定になっているときや自信を失っているときなど、心を暖め、本来の自分に気づかせてくれ、安定と安らぎを与えてくれる精油といわれています。 |