香りで作られる世界  No.234
 良くも悪くも、なにか強力な香りをかいでしまったときに、いつも感じることなのだけど、そのとき香ってる香りによって、その時のその場の世界というか、その時の自分自身の(あくまでも内面的な)世界を瞬間的に作りあげてしまうなって思う。

 ずっと以前になにかの本で、地獄は生臭い匂いがするっていう文を読んだことがあった。もう、なんの本だったか全く思い出せないんだけど、そのフレーズだけは頭の中にこびりついている。
 その話が本当なのかどうかなんて、誰も実証できるはずはないんだけど、私はなんとなく、それって本当にそうなんだろうなって思いこんでしまっている。

 要するに、言い方はすごく悪いんだけど、苦しみをたくさん感じなければならない世界って、そこで漂っている匂いも臭そうっていうイメージが強いってこと。
 逆に、天国という世界があるとするならば、そこはいつもいい香りがしているんだろうなって思う。
 だって、すごくいい香りをかいだときって、意識しなくても幸せな気分になっているし。自分が幸せな気分になっていれば、まわりの人にもそれは伝播するものだし。というか、香りが幸せをみんなに伝えてくれているのだろうね。

 五感の中でも、もっとも原始的な脳の部分に香りを感じる機能があるということだけれど、これって要するに、五感の中でもっとも深い意識にアプローチしやすいのが香りってことなんだよね。

 というわけで、今日も好きな香りをアロマで焚いて、幸せな眠りにつくことにします。
2004/10/02



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shiromuku(e3)DIARY version 1.01